感染症予防ワクチン

VACCINE

狂犬病について

生後91日以上(3ヶ月)以上犬を飼っている方は、毎年1回、必ず狂犬病の予防接種を受けさせてください。狂犬病は「人獣共通感染症」という恐ろしい病気です。

狂犬病は犬だけではなく、すべての恒温動物・体温を一定に保てる動物(感受性はオオカミ・キツネで最も高く、ついで犬・猫・そして人間、アライグマ、スカンク、コウモリなど)でも発症し、神経症状を伴う致死率の高い伝染病です。
幸い、日本では1956年以来発生していませんが、海外ではまだまだ当たり前のように発症し、感染した動物に噛まれた人間が多く亡くなっています。
もし、狂犬病が発生した場合の水際作戦として蔓延させないためにも、狂犬病のワクチン接種が必要と考
えられ、わんちゃんを飼う飼い主様の義務として定められています。

狂犬病の症状

  • 脳に異常を起こし、理由もなく暴れたり、噛み付いたりして、やがて昏睡から死に至ります

狂犬病ワクチンの料金

狂犬病ワクチン \3,000円(税別)
注射済票交付登録料は含まれない料金です

3種混合ワクチン・7種混合ワクチン・8種混合ワクチンの3種類です。

3種混合ワクチンで予防できる病気は?

犬パルボウイルス感染症
症状:血液のまじったひどい下痢や嘔吐を起こし食欲がなくなり、衰弱していきます(腸炎症)
子犬に突然死をもたらすこともあります。(心筋型)
伝染性が高く死亡率も非常に高い怖い病気です。
犬ジステンパー
症状:症状は発熱、下痢、神経症状などが起こり、全身がおかされ、治ってもいろいろな後遺症に悩まされます。
死亡率も高く怖い病気です。
犬パラインフルエンザウイルス感染症
症状:呼吸器病で咳や鼻水、扁桃炎を行います。
感染犬は咳などでウイルスをまき散らします。
混合感染や二次感染を起こすと重篤になります。

7種のワクチンでは他にこんな病気も予防できます。

犬伝染性喉頭気管炎(アデノウイルス2型感染症)
症状:アデノウイルスによる感染症で、肺炎や扁桃腺など呼吸器病を起こします。
特に他のウイルスや細菌と混合感染することにより症状が重篤になります。
犬伝染性肝炎
アデノウイルスによる感染症で感染犬の便、尿、唾液などから経口感染し、下痢、嘔吐、食欲不振などを示し、肝炎を起こし、目が白く濁ることもあります。
子犬では突然死することもある怖い病気です。
犬レプトスピラ病 カニコーラ型
症状:尿毒症、肝炎。
高熱、嘔吐、下痢を起こす
犬レプトスピラ病 ヘクテロヘモラジー型
症状:歯ぐきの出血や黄疸がみられる

8種のワクチンでは他にこんな病気も予防できます。

犬コロナウイルス感染症
腸炎を引き起こす感染症です。
下痢や嘔吐が起こり、パルボウイルスと混合感染すると症状はいっそう重くなります。
コロナとパルボを一緒に予防することが大変重要です。

ジステンパー~ワクチン接種をしていない子へ~

わが家に来て日が浅く、ワクチン接種も済ませていない子犬が、急に鼻水をたらしたり、目のまわりが目やにでショボショボしだしたり、熱っぽくなっていたら、「犬ジステンパーかも…」と考えてまずは獣医に診てもらいましょう。

ワクチンの普及によって犬ジステンパーウイルスに感染する犬は昔に比べて減りましたが、発症すれば狂犬病に次いで致死率が高いといわれる犬ジステンパーはとても怖い病気です。
ワクチン未接種の子犬や成犬の感染事例を耳にすることも少なくありません。

残念な話ですが、現在犬ジステンパーウイルスそのものを退治する有効な治療法はありません。
予防の基本は、子犬期から老齢期までつねに適切なワクチン接種をおこなうことです。また、子犬期のワクチン接種終了までの期間、万一のウイルス感染の可能性も考えて、むやみに連れ歩くことは控えたほうが良いです。

感染の流れ

  • 四~七日前後の潜伏期間⇒からだのリンパ組織に侵入したウイルスが積極的な活動を始め、リンパ球を破壊。
  • 目やにや鼻水、下痢、肺炎など、二次感染による諸症状,同時にウイルスは犬の体細胞を使って増殖し、ウイルスを含んだ目やにや鼻水、唾液、ウンチなどを媒介して、感染が広がります。
  • 通常、感染後、四週間前後すれば、体内で増殖をくり返すウイルスが脳神経細胞や脊髄の神経細胞に侵入。
    顔や手足の筋肉が小刻みに動く「チック」などの痙攣発作や、腰が抜けて、立ったり、歩いたりできなくなります。
  • ついには、肺炎や神経症状がひどくなって死亡してしまいます。

ねこのワクチンしていますか?

猫を飼う飼い主様へ、当院は猫のワクチンの大切さもお伝えしています。

猫のワクチンは犬と比べて忘れられがちですが、当院では大切な家族の健康の為に猫のワクチンも勧めています。猫ウィルス性鼻気管炎と猫カリシウィルス感染症は、症状が治まったあとでも死ぬまで体内に居続け、抵抗力がなくなると何度も発病を繰り返したりします。これを回避するためにも最低でも3種混合ワクチンだけは必ず接種する事をお勧めします。当院では、新しく5種混合ワクチンも接種できるようにっております。より多くの感染症を予防するため、お勧めしています。

また感染して発病したあとでも3種混合ワクチンは免疫力を高めるので、発病を防いだり、発病しても症状を軽くしてくれます。また他の猫への感染も押さえることも出来るので、一度発病した後でも必ず接種しましょう。

大切な家族の健康を守るのは飼い主様しかいません。
ワクチンの目的は病気の予防です。健康だから大丈夫ではなく、
予防することの大切さを飼い主様にぜひ知っていただきたいです。

当院のねこのワクチンの種類

3種混合ワクチン・5種混合ワクチンの2種類です。

3種混合ワクチンで予防できる病気は?

猫ウイルス性鼻気管炎
症状:発熱・激しいくしゃみ・咳・鼻水・目やにが多く出る。食欲がなくなる。
重症になると死亡することもある。子猫の時にかかりやすい
猫カリシウイルス感染症 
症状:発熱・くしゃみ・鼻水ひどくなると…口の中や舌に水泡や潰瘍ができる。
子猫の場合は他の病気との合併症により症状が悪化。死亡することもある。
猫汎白血球減少症
症状:高熱・食欲不振・嘔吐・下痢
脱水症状となり衰弱。体力のない子猫は危険。非常に死亡率の高い病気です。血液中の白血球数が極端に少なくなる病気です。

5種のワクチンでは他にこんな病気も予防できます。

猫クラミジア感染症
症状:咳・くしゃみ・発熱・結膜炎(2~3週間つづく)角膜炎などの目の病気になる。
感染してる母猫から産まれた子猫は眼炎や肺炎を起こして数日で死亡することもある。
猫白血病ウイルス感染症
この病気にかかると、腫瘍性の病気や貧血、あるいは病気に対する抵抗力が弱くなり、感染症を引き起こすこともあります。根本的な治療法はなく死亡する危険性の高い病気です。
感染した猫の唾液中に多量のウイルスが含まれており、猫同士の毛づくろいなどを通じて口や鼻から感染します。
猫同士のけんかに注意!

予防接種の時期

定期的なワクチン接種を

子猫はうまれてからしばらくは、母猫から譲りうけた免疫で感染症などの病気から自分を守ることができます。
しかし残念ながらずっと免疫は長続きしません。

この免疫は成長するごとに少しずつ低下し子猫は病気に対して無防備になってしまいます。
ワクチンを接種することで感染症などの病気への免疫機能を持続することができます。
猫ちゃんライフスタイルや地域ごとの病気の発生状況などがありますので、獣医師と相談し猫ちゃんに合ったワクチンプログラムを行いましょう。

当院では、仔猫さんに対して、初診のプログラムチェックシートをつかい丁寧に健康チェックやワクチンのプログラムを行っています。まずは、ご来院下さい。

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